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石垣市議会 せん閣列島の油田/ 竹富島観音崎のガス資源対策
原文表記
石垣市議会 せん閣列島の油田 竹富島観音崎のガス資源対策
新垣(仙)議員が質問第一陣
南西新報 昭和四十四年三月二十三日
石垣市議会第三日目は、一般質問に移り質問者は新垣仙永・桃原当正・友利功・宮良長松・白保英行・広田さだ夫・石垣信著・新盛武雄・宮里安貞各議員が予定されているがきのうは質問第一陣に新垣仙永氏が、一、せん閣列島の問題二、政府の財政落ち込みによる影響三、宅地等級について四、新川埋立地の処分問題等について当局に鋭く質問した。
午前十時から開会された石垣市議会第三日間は一般質問に移り活発な論戦が展開された。
質問第一陣に新垣仙永議員が立ち、石垣市の行政区域内にあるせん閣列島の問題について「最近新聞紙上をにぎわしているせん閣列島の油田についてペルシヤ鉱業開発株式会社代表大見謝恒寿氏と日本石油公団の古堅総光氏が採掘権問題で争つているが、せん閣列島には地下資源として無尽蔵の油田があると云われ世界七十八社の石油採掘業者に近く国際入札をするということである。
又、竹富島を中心として石垣島の観音崎一帯にかけて優秀な石油ガス資源が埋蔵され採掘権を出願して企業化すべく準備していると新聞で報道されているが石垣市の行政区域内にばく大な地下資源が埋蔵されているという事実について市長としてこの問題についてどう対処するつもりか」という質問をなし注目された。
喜興市長はこれに対し「新聞紙上でペルシヤ鉱業が出願しているというを見たが詳細は知らない。
若しこれ等の地下資源が企業化され採掘されるということになると固定資産税その他の問題が附随して出てくるのでその時に検討したい」と答弁。
現代仮名遣い表記
石垣市議会 せん閣列島の油田 竹富島観音崎のガス資源対策
新垣(仙) 議員が質問第一陣
南西新報 昭和四十四年三月二十三日
石垣市議会第三日目は、一般質問に移り、質問者は新垣仙永・桃原当正・友利功・宮良長松・白保英行・広田さだ夫・石垣信著・新盛武雄・宮里安貞各議員が予定されているが、きのうは質問第一陣に新垣仙永氏が、一、せん閣列島の問題、二、政府の財政落ち込みによる影響、三、宅地等級について、四、新川埋立地の処分問題等について当局に鋭く質問した。
午前十時から開会された石垣市議会第三日間は一般質問に移り、活発な論戦が展開された。
質問第一陣に新垣仙永議員が立ち、石垣市の行政区域内にあるせん閣列島の問題について「最近新聞紙上をにぎわしているせん閣列島の油田について、ペルシヤ鉱業開発株式会社代表大見謝恒寿氏と日本石油公団の古堅総光氏が採掘権問題で争っているが、せん閣列島には地下資源として無尽蔵の油田があると言われ、世界七十八社の石油採掘業者に近く国際入札をするということである。
又、竹富島を中心として石垣島の観音崎一帯にかけて優秀な石油ガス資源が埋蔵され、採掘権を出願して企業化すべく準備していると新聞で報道されているが、石垣市の行政区域内にばく大な地下資源が埋蔵されているという事実について、市長としてこの問題についてどう対処するつもりか」という質問をなし注目された。
喜興市長はこれに対し「新聞紙上でペルシヤ鉱業が出願しているというを見たが詳細は知らない。
若しこれ等の地下資源が企業化され採掘されるということになると、固定資産税その他の問題が附随して出てくるので、その時に検討したい」と答弁。