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せん閣列島に近く市が標柱だて
掲載年月日:1969/4/3(木) 昭和44年
メディア:南西新報 2面 種別:記事
原文表記
せん閣列島に近く市が標柱だて
南西新報 昭和四十四年四月三日
せん閣列島は、このところ石油資源の島として脚光を俗び、専門家による調査が行われることになつた。せん閣列島は、これまで無人島だつたが、台湾漁船の出入がはげしいため警察でも取りしまりに手を焼き、警本でもつて取りしまりを強化する段階にまでなつたいわくつきの島でもある。せん閣列島の所有者である石垣市は、近くせん閣列島四つの島に標柱をたてる計画を進めている。当局の説明によるとせん閣列島の番地は登野城二、三九〇番地から九十四番地にわかれているので四つの島に外国人無断出入を禁ずの標柱をたて、無断上陸を禁じようというもの。
現代仮名遣い表記
せん閣列島に近く市が標柱だて
南西新報 昭和四十四年四月三日
せん閣列島は、このところ石油資源の島として脚光を俗び、専門家による調査が行われることになった。せん閣列島は、これまで無人島だったが、台湾漁船の出入がはげしいため警察でも取りしまりに手を焼き、警本でもって取りしまりを強化する段階にまでなったいわくつきの島でもある。せん閣列島の所有者である石垣市は、近くせん閣列島四つの島に標柱をたてる計画を進めている。当局の説明によると、せん閣列島の番地は登野城二、三九〇番地から九十四番地にわかれているので四つの島に外国人無断出入を禁ずの標柱をたて、無断上陸を禁じようというもの。