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◎南淸航路に關する委員の協議會
掲載年月日:1902/10/27(月) 明治35年
メディア:琉球新報社 2面 種別:記事
原文表記
◎南淸航路に關する委員の協議會
既報の如く多年𤍠望したる南淸航路保護の件も奈良原知事、日比書記官、護得久廣運社長等尽力の結果愈々明年度の豫算に編入第十七議會に提出することに决定したるか新に滊船會社設立の必要あり之に就き尙順男、護得久朝惟、永江德志、中馬辰二郎、古賀辰四郎の諸氏過日縣廳に集會して常局者と協議の上差當り護得久、永江、中馬の三氏を委員に選定して仮定欵起艸の件及株金募集の件等を委託する事に決定したる由なるか一昨二十五日は右の委員等通堂なる池畑に集會して委員會を開き右委托の件に就き協議する所ありしといふ
現代仮名遣い表記
◎南清航路に関する委員の協議会
既報の如く多年熱望したる南清航路保護の件も、奈良原知事、日比書記官、護得久廣運社長等尽力の結果、いよいよ明年度の予算に編入。第十七議会に提出することに決定したるが、新に汽船会社設立の必要あり。之に就き尚順男、護得久朝惟、永江德志、中馬辰二郎、古賀辰四郎の諸氏、過日県庁に集会して常局者と協議の上、差当り護得久、永江、中馬の三氏を委員に選定して仮定欵起草の件、及株金募集の件等を委託する事に決定したる由なるが、一昨二十五日は右の委員等通堂なる池畑に集会して委員会を開き、右委託の件に就き協議する所ありしという。